スポンサーサイト
雑誌「一個人」で黒澤明特集

KKベストセラーズの月刊情報誌「一個人」で黒澤明監督の生誕100年の特集が組まれている。
実は、黒澤監督については、よく知らない。
書籍やビデオなどでその生涯や作品は良く知っている。
若い頃、映画好きの人たちの映画談義では、賛否を含め、必ず名前が挙がっていた。
多分、銀幕で観たのは『八月の狂詩曲』が最初だった。『まあだだよ』も銀幕で観た。
それ以外の世界の映画人に影響を与えたといわれる古い映画は、ビデオやDVDで見ただけである。
名作『影武者』が1980年で、まだ、小学生だった。
佐賀県内でロケがあったといわれた『乱』が1985年で、何となく記憶にある。
話に聞いていた黒澤監督の作品は、正直、敷居が高かった。
「わかっている人にしかわからない」、そんなイメージだった。
「映画は好きで、良く観にいくけど」レベルの人間には、語ってはいけない存在のようだった。
黒澤監督フリークの方々に叱られるかもしれないが、『八月の狂詩曲』と『まあだだよ』を観て、黒澤映画の敷居が低く感じることができた。
その後、何本かの作品を改めてDVDで見たが、以前見たとき以上の感銘を受けた。特に『生きる』が良かった。
Posted by 勝手にシエマ応援隊.
2010年03月04日20:18
| Comment(2)