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Posted by さがファンブログ事務局.

ちょっと?な映画でした。「ときめきに死す」

シネクラ4本目は、ジュリーの「ときめきに死す」。

ジュリー世代として見ておこうと思い、どういう映画なのか予備知識なしで、いざシエマへ。平日17:50にしては、まあまあのお客さんでした。やっぱり、ジュリーが気になった感じの年齢層。

ジュリーは、宗教団体のトップを暗殺する刺客という役で、決行日までの隠れ家での生活がほとんどの時間。杉浦直樹扮する元医者のお世話役とのかみ合わない会話、後半登場する樋口加南子との3人生活も何か変。

ジュリーは、体を鍛えるため、毎朝山中を駆け回り、部屋でナイフを刺す訓練をしていたので、暗殺はさぞやみごとに成し遂げるんだろうと思いきや、簡単に取り押さえられてしまいました。

保険に準備していたスナイパーがことを成し遂げますが、こんなに簡単に狙撃できるなら、ナイフの刺客はいりませんよね。

そして、パトカーの中で、ジュリーは、・・・。壮絶なラストシーンでした。写真の女性は若き日の樋口加南子です。

何を書いていいのかなかなか
思いつかない映画でした(笑)

(以下、シエマHPより)
宇多丸さんコメント:思わず引き込まれる超スタイリッシュなオープニングから、トラウマ必至!の衝撃的エンディングまで、とにかくひたすら低体温で、滑稽で、でもどこか不吉な「空気」が支配する、モリタ映画随一のカルト作! 「全然カッコ良くないジュリー」の(今で言う)オタク的なキャラクター造型など、時代先取り要素も満載。塩村修の音楽も最高にクール!

  


Posted by シロクロアリス. 2014年07月22日17:48 | Comment(0)

捨てがたき人々

「人はなぜ生まれてくるのか、なんのために生きるのか、そしてなぜ死ぬのか。」
ちょっと正確ではないが、映画の冒頭とラストに、大森南朋がつぶやくセリフ。

自分も思春期によく思った。今でもときどき思うけど。

勇介と京子のこどもが母を責めて言う、「僕、普通の家に生まれたかった。なんで、産んだんだ。こんな命、いつでも返してやる」ということばがつらく、京子が返す「愛しているのよ」の一言も切なかった。

太宰の桜桃の「子供より親が大事、と思いたい。子供のために、などと古風な道学者みたいな事を殊勝らしく考えてみても、何、子供よりも、その親のほうが弱いのだ。」も思い起こしました。

(以下、シエマHP)
人間の善悪やモラルを問う作品を多数発表しているジョージ秋山の同名漫画を、大森南朋主演で実写映画化。金も仕事もなくセックスのことばかり考えている狸穴勇介が、苦悩しながら生きる意義、愛や幸せを見つけ出そうともがく姿を通して、人間の業を描き出していく。生きることに飽きてしまった勇介は故郷へ戻り、そこで顔にあざのある女性・岡辺京子と出会う。快楽を求める勇介は京子と関係をもち、そのままなし崩し的に同棲を始めるが……。俳優としても活躍し、「ぼくのおばあちゃん」「誘拐ラプソディー」といった監督作も発表している榊英雄がメガホンをとった。
  


Posted by シロクロアリス. 2014年07月15日12:07 | Comment(0)