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Posted by さがファンブログ事務局.

「キッズ・オールライト」

また更新が空いてしまいました。
けっこう観てるんですが、怠惰なのですみません。
飯田橋ギンレイホールで観たのは「キッズ・オールライト」。
場内は10席ほどしか空いてませんでした。

ニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)はレズビアンのカップル。18歳になる娘ジョニと15歳の息子レイザーと郊外の一軒家で仲良く暮らしていた。年頃のレイザーは、母親たちに精子を提供した“父親”の存在が気になり始める。ジョニとともに父親捜しを始める。やがて、地元で人気レストランのオーナーを務めるポールという男性が生物学上の父親であることが判明。気さくなポールに打ち解けてゆく二人。それを知ったニックとジュールスは、事態を穏便に終息させようと、ポールを自宅に招いて食事会を催す。

ニックは稼ぎ頭、ジュールスは専業主婦で口うるさい。
この二人のママの関係は、ポールの登場によって揺さぶられていきます。
一方、気ままな独身生活を送るポールも、家族を持つ喜びを、ジョニとレイザーによって気づかされていきます。
それがどれも軽快なテンポで描かれているのがこの映画の素晴らしいところ。

家族の形も抱える悩みも、みんなそれぞれ違うけど、乗り越えていく過程は同じなのかもしれません。
後半になるほど子供たちが大人に見えてきます。
性への興味や友達との別れなど、年ごろエピソードもしっかり織り込まれています。

ほんとに気持ちのよい、前向きな映画でした。
いい家族に元気づけられ、映画館を出る足取りは軽くなります。
たくさんの人に観てほしいなぁ。

シエマで、9月23日(金)まで。
http://ciema.info/index.php?itemid=2031  


Posted by ぽてち. 2011年09月18日10:00 | Comment(5)