勝手にシエマさが倶楽部

重いテーマですが、引き込まれてみてしまいました。

　「考えることをあきらめないと生きられない世界」が私たちのすぐ近くに存在する・・・
　決定は”絶対”。質問は許されない世界。

　今、このブログに投稿しているこの時にも存在する現実。

　そういう生き方しか許されないというか、それを受け入れることしかできない兄が「お前は一生懸命考えて生きろ」という重いことば。

　我々にとっては普通のことが、実はとてつもなく価値のある幸せだということに気づいていないこと、いろんなことを思いました。

　映画とは離れるが、当時、北朝鮮を「地上の楽園」と煽った大新聞社。こういう宣伝にのせられて今なお苦しんでいう人がいる。反省記事を見たことはない。やるせない気持ちでいっぱいになった。

　シエマで１０月５日まで上映です。