久しぶりに書きます。「サラの鍵」、悲しい映画でした。

久しぶりに書きます。「サラの鍵」、悲しい映画でした。GW中、2本は映画を観ようと思い、シエマへ。
気になっていた「サラの鍵」を観ました。ユダヤ人迫害がテーマの映画としては「Life is Beautiful」を思い出しますが、サラも悲しい話でした。

1942年7月、パリ。ドイツではなく、フランスの警察がユダヤ人の強制収容を行います(フランスがこういうことをしたことを知りませんでした)。トイレもベッドもない屋内競輪場に軟禁され、自殺者や病人が続出する劣悪な状況のまま時間だけが過ぎていきます。その時間は、収容されるときに納戸に鍵をかけて隠した弟の生命の残りを刻む時間です。見つからないようにと思ってかけた鍵ですが、そのために弟は納戸から出ることができず、姉のサラがやっとの思いで家に戻り鍵を開けたときは・・・。

サラは、競輪場の次の収容所から、友達と二人で逃げ出します。そして、見知らぬ老夫婦の家にかくまってもらい、その夫婦に付き添ってもらい、パリのアパートに戻ったのです。

そして、弟の悲劇。

サラは、それから老夫婦のもとで暮らし、成人しますが、ある日、内緒で家を出ます。その後、サラはどうなったのか?(映画の中ではわかります)

夫がそのアパートを購入したジャーナリストのジュリア。取材の中でサラのことを知ったジュリアは、真実を知ろうと取材を進めます。そして、時を超え、明らかになった悲しい真実がジュリアの運命を変えていきます。

悲しい話ですが、サラを収容所から逃がしてくれた看守、サラを自分の娘のようにかわいがり育てた老夫婦の存在が、人のやさしさを感じさせてくれます。

そして、最後は、母サラのことをジュリアから聞いたサラの息子とサラ、そしてサラの娘のシーン。キリンのぬいぐるみを抱いたジュリアの娘の名前は「ルーシー」?・・・ここは、秘密です。

ちなみに、もう一本は、別館で「テルマエ・ロマエ」でした。平たい顔族の一人として、笑いこけました。



この記事へのコメント
テルマエ・ロマエは次回観ます。
今日は今からブラック&ホワイト行ってきます!
Posted by クロ at 2012年05月07日 19:33
「サラの鍵」は重そうでなかなか直視できないままに見逃してしまいました。観とけばよかったかなー。

GWにたくさん見たのにアップしてなくてすみません。
テルマエ、面白かったですよね。
何も考えずに笑いこけることができました。

クロさん、ブラック&ホワイトはいかがでした?
愛しの座敷わらしが観たいなー。
Posted by ぽてち at 2012年05月09日 03:08
ブラック&ホワイトも何も考えずに楽しめました♪
一人の女性を巡って二人の男性が紳士協定を結んで正々堂々と戦うつもりが、お互いにここまでするか!と言うぐらいあの手この手を使って邪魔をします(笑)
職権乱用ぶりがすごくて、見てるこっちは笑ってしまうのですが、本人たちは真剣そのもので、そこがまたおかしいです。

僕達急行A列車で行こうも面白かったです。
伊万里の駒鳴駅もいい感じでしたよ。

テルマエは私はコミックが先でしたので、あれが実写ではどうなるのか楽しみです♪
Posted by クロ at 2012年05月09日 11:11
ぽてちさん、6本も観たんですね。宇宙兄弟は是非観ようと思っています。
Posted by シロクロアリス at 2012年05月09日 12:22
クロさん、ブラック&ホワイトってコメディ的なものだったのですか?知らなかったー。食わず嫌いはするもんじゃないですね。
僕急も、よかったですね。ぜひシリーズ化してほしかった。

シロクロアリスさん、「宇宙兄弟」、原作知らない私は楽しめました。知ってる方の感想を聞いてみたいです。いやー、美しい兄弟でした。
Posted by ぽてち at 2012年05月11日 00:00
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