“サンセット大通り”もいい!!

“サンセット大通り”もいい!!青の50本は、2週連続でビリー・ワイルダー監督作品。“サンセット大通り”

この映画も前作“情婦”に続き、タイトルからは想像しないストーリーでした。

映画は、ハリウッドのサンセット大通りにある大邸宅のプールに浮かんだ男性の死体とそこに向かう警官のシーンから始まり、その死体の男が問わず語りで半年前からのできごとを語りだします。

男は、売れない脚本家のジョー(W・ホールデン)。生活に欠かせない車のローン返済を滞り、差し押さえられそうになったジョーは借金の無心に駆け回りますが、途中で借金取りに遭遇し、逃げる途中で偶然荒れ果てた大邸宅に迷い込みます。そこには、ペットのチンパンジーの葬儀をあげようと葬儀屋を待っていたある女性が。

それは、トーキー映画時代の大女優ノーマ・デズモンド(G・スワンソン)。彼女は、かつての栄光を忘れられず、再びカメラの前に立つことを異常なまでに夢見ています。そして、そうさせているのは、執事のマックス。彼が、今でもファンレターを書き、ノーマを夢の中に居させていました。そして、そのマックスは、実は・・・。

ノーマの仕事を手伝う形で、この家に住み着いてしまったジョー。

ノーマは、自分が書いた作品は相手にされず、ジョーが友人の婚約者と共同脚本を書くために夜な夜な外出するのに嫉妬。そして、事件は起こりました。

”情婦“は、小物が存在感があって気になりましたが、”サンセット大通り“は、音楽がすごく印象に残りました。シーンごとの心理を音楽で描写する、っていう感じを意識した映画でした。

とにかく、面白かったですよ。3月16日まで。またまた、シエマへ急げ!!




この記事へのコメント
これ見たことないんです。
ビリー・ワイルダー監督に外れなし!

東京での上映は逃さないようにします!
Posted by ぽてち at 2012年03月15日 01:02
ショック!

16日までだったんですね。
今週いっぱいまでと勘違いしてました(涙)
Posted by クロ at 2012年03月19日 02:06
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