「サラエボ、希望の街角」

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボが舞台。
客室乗務員として働くルナ(ズリンカ・ツヴィテシッチ)は、空港の管制塔で働くアマル(レオン・ルチェフ)と同棲している恋人同士。ある日、アマルは勤務時間中の飲酒を知られ、停職処分になってしまう。サラエボの内戦で戦ったアマルはアルコール依存症になっていた。戦友との再会を契機にイスラム原理主義に傾倒していくアマル。心から愛し合い、子どもも欲していたルナだが、彼との溝が深まってしまう。
明るく快活なルナがとってもキュートです。
健やかにいびきをかいているアマルを動画に撮り、アマル・の不在時にさみしくなって枕元で再生するシーンは胸キュンものです。
その頃はまだまだ心が離れていなかった二人。
映画の後半にかけて次第に戦争が残した心の傷が色濃くなってきます。
ヤスミラ・ジュバニッチ監督の長編2作目。
1作目の「サラエボの花」は、母娘の葛藤を通して内戦の傷跡を描いていました。
二つの作品ともに、サラエボへの愛に満ち溢れています。
「サラエボ 希望の街角」はシエマでの上映は終わったんですよね?
観るのが遅くてすみません。
つらさを体感できないけど、心が温かくなる、観てよかったと思える映画でした。
Posted by ぽてち.
2011年08月12日22:19
| Comment(6)
この記事へのコメント
この映画とは関係ありませんが、最近、「ツリー・オブ・ライフ」を見ました。いろいろな意見があるようですが、難しい?わからない?面白い・面白くない?、う~ん、という映画でした。僕だけではないようで、2時間強の上映時間の間に、4人も席を立ちました。戻ってきたので、トイレかも知れませんが・・。
Posted by シロクロアリス at 2011年08月22日 17:31
「ツリー・オブ・ライフ」私も観たいと思ってました。
でも、子どもも一緒ならまだしも上映時間の間に、4人も席を立つのはめずらしいかも…ですね☆
でも、子どもも一緒ならまだしも上映時間の間に、4人も席を立つのはめずらしいかも…ですね☆
Posted by クロ at 2011年08月23日 05:36
観たいんですねー。がっかりすることも覚悟して観てください。とにかく、今まで観たことのないつくりです。印象に残ったのは、「愛がなければ、人生は一瞬にして過ぎる」(ちょっと、不正確です)というセリフです。最近、辺見庸の「水の透視画法」という本を読んだのですが、なんとなくこの映画と通じるところがあるような・・。ところで、クロさん、久しぶりでしたね。元気そうでなによりです。
Posted by シロクロアリス at 2011年08月23日 12:02
再検討します(^-^;
シロクロアリスさんもお元気そうで♪
本もたくさん読んでいらっしゃるんですね!
シロクロアリスさんもお元気そうで♪
本もたくさん読んでいらっしゃるんですね!
Posted by クロ at 2011年08月23日 12:50
シロクロアリスさん、クロさん、おひさしぶりです。
ツリー・オブ・ライフは、映像は素晴らしいけど、セリフも少ないので寝てしまうかもと聞きました。まだ食指をのばしてません。
最近読んだ本は長谷部選手の「心を整える」です。真面目に生きなきゃダメだなと反省しました…。
ツリー・オブ・ライフは、映像は素晴らしいけど、セリフも少ないので寝てしまうかもと聞きました。まだ食指をのばしてません。
最近読んだ本は長谷部選手の「心を整える」です。真面目に生きなきゃダメだなと反省しました…。
Posted by ぽてち at 2011年08月25日 09:33
セリフも少ないので寝てしまうかも…
暗くなると眠たくなるぽてちさんはさらに危険じゃないですか?(笑)
最近読んだ本は「佐賀北の夏」です。
自分も北高出身ですし、ブラスバンド部で野球部が練習してるグランドのすぐそばで楽器吹いてましたからね。
年代は違いますけど、なんだか不思議な気分です。
暗くなると眠たくなるぽてちさんはさらに危険じゃないですか?(笑)
最近読んだ本は「佐賀北の夏」です。
自分も北高出身ですし、ブラスバンド部で野球部が練習してるグランドのすぐそばで楽器吹いてましたからね。
年代は違いますけど、なんだか不思議な気分です。
Posted by クロ at 2011年08月25日 23:17