午前十時の映画祭「フレンチ・コネクション」@東京

東京での午前十時の映画祭5本目は「フレンチ・コネクション」。
午前十時の映画祭「フレンチ・コネクション」@東京
シエマでは赤の50本を上映中ですが、去年から午前十時の映画祭をやってる映画館では、青の50本も上映中。「フレンチ・コネクション」も青の一本。さいたま新都心で観てきました。

 「ポパイ」とあだ名されるニューヨーク市警のベテラン刑事ドイル(ジーン・ハックマン)。相棒のラソー(ロイ・シャイダー)とともに、ヤクの売人狩りに血道を上げる。ある日、大規模な麻薬密輸ルート“フレンチ・コネクション”を持つ組織が捜査線上に浮上。ドイルたちは、ボスであるシャルニエ(フェルナンド・レイ)を執拗に追うが、逃がしてしまう。ドイルを手ごわいと感じたシャルニエは、殺し屋ピエール・ニコリ(マルセル・ボザッフィ)に、ドイルの命を狙わせる。

実際に起きた麻薬密輸事件を元にしたドキュメンタリータッチの作品。
「タッチ」なだけで、退屈になることは全くありません。
ドイルを狙撃したニコリが電車に乗って逃亡。
それを追いかけるドイルが、高架線の下を執拗に追うカーチェイスのシーンなんかは、ほんとにスゴイ。
画面から伝わるスピード感が、最近のVFXに勝るかのように感じてしまうので不思議。

捜査のためなら荒っぽい手法もいとわないドイル。
ラストのシーンにも、それが何の解説もなく出てきます。
そう、この映画は余計な解説を加えません。最後に彼らがどうなったかをテロップで流す、というだけ。
誰の心理描写をすることもなく、カメラワークとスピード感だけで魅せていきます。

アカデミー賞ではジーン・ハックマンの主演男優賞など全5部門を受賞。
いや~面白かった。

観終わってから、殺し屋・ニコリが、クロさんが最近まで近くで仕事されていた方にそっくりだと気が付いてしまいました。その方は、殺し屋どころか、温和な雰囲気をたたえています。

シエマでも青の50本、来年上映しますよね?支配人~!




この記事へのコメント
わかっちゃいました☆
今度バッタリお会いしたら、「ニ・コ・リ♪」と呼んでみます(笑)
Posted by クロ at 2011年05月30日 23:23
ニコリさんによろしくお伝えください。電車ジャックしたらダメですよ~と。
Posted by ぽてち at 2011年05月31日 08:24
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