勝手にシエマさが倶楽部

「午前十時の映画祭」２本目の今週は「雨に唄えば」。
日曜の１９時の回に行ってきました。
「午前十時」だけじゃないシエマは、「午前十時からの映画祭」といったところですね。

ドン・ロックウッド（ジーン・ケリー）は、コズモ（ドナルド・オコナー）と組んで
ダンスも音楽もできるコメディアン。
ハリウッドで一旗揚げたいと意気込むが、撮影現場ではバイオリンを弾くだけ。
ある日、スタントの代役を務めたところ、監督にバカ受け。
ドンは容姿抜群の看板女優リナ（ジーン・ヘイゲン）の相手役として有名になっていく。
ドンとリナの出演作品はすべてサイレントだが、次第に映画はトーキーへの変化を余儀なくされる。
が、致命的なのがリナの悪声。
そこで、若くて歌もダンスも上手いキャシー（デビー・レイノルズ）を担ぎ出そうとするが……。

ジーン・ケリーが雨の中で歌い踊るシーンはあまりに有名ですが、
他にも素晴らしいシーンが幾多もありました。
ドン、コズモ、キャシーの３人で踊るシーンなんかもスゴイです。
一発ＯＫなわけがないだろうし、一体どうやって撮ったんだろうと驚嘆。
コズモが一人で踊るシーンも見事です。

圧倒的なダンスの素晴らしさに加え、楽しい音楽が次々量産。
そして、セリフはないですが、シド・チャリシーの脚線美も！

これまで「雨に唄えば」を一度も観たことがなかったために、
↑の写真を見て、モノクロ映画？？と勘違いしておりましたが、とんでもない！！
色とりどりの風船で彩られたかのような、何ともカラフルで賑やかなハリウッド映画です。

幸せなひとときでした。
　　Singin’　in the Rain～　♪♪

「雨に唄えば」は２月１８日（金）まで。
　　10:00～／14:30～／19:00～　※2/17（木）は19:00回は休映
http://ciema.info/index.php?itemid=1769