映画にならないかなあー。「永遠の0」
あけましておめでとうございます。今年も、ビンテージ会員になりました。
さて、最近、百田尚樹さんの「永遠の0」を読みました。ラバウル、ガダルカナルなど太平洋戦争の激戦が目に浮かぶようでした。
私の父もラバウルに行く可能性があったという話を聞いたことがありましたし、まだ私が小学生低学年のころ(昭和42,43年ころ)までは、学校からの帰り道で「さらば、ラバウルよ・・・」と軍歌を歌いながら帰っていました。
平成もすでに22年が過ぎました。私は昭和36年生まれですから、考えてみれば終戦後16年しか経っていなかったんですね。平成になってからよりも、短い時間です。太平洋戦争のことを知っておくことは大切だな、というのも読み終えたときの感想です。
それで、この「永遠の0」ですが、とにかく泣いてしまいます。零戦のパイロットで、最期は特攻で亡くなった祖父のことを調べていく姉弟が、祖父と一緒だったパイロットに当時の戦争のこと、祖父のエピソードを聞いていく筋立てです。途中でやめないで最後まで読んでみてください。最後の4分の1が想像を超えます。
ある人は卑怯者とののしり、ある人はすばらしい人だったと讃えます。
日本に残した妻に「必ず生きて帰る」と約束し、その約束を果たすために命を大切にしてきた祖父がなぜ最後は特攻で亡くなったのか。
特攻機に乗り込むときに機を代わってもらっているのですが、その深い理由。
祖父のことを嫌い、憎しみさえ訴えた元パイロットのやくざの本当のこころ。
義理の祖父との関係のどんでん返し。
これが映画になったらすごいだろうなー、と思ってしまいました。映画にならないかなー。
さて、最近、百田尚樹さんの「永遠の0」を読みました。ラバウル、ガダルカナルなど太平洋戦争の激戦が目に浮かぶようでした。
私の父もラバウルに行く可能性があったという話を聞いたことがありましたし、まだ私が小学生低学年のころ(昭和42,43年ころ)までは、学校からの帰り道で「さらば、ラバウルよ・・・」と軍歌を歌いながら帰っていました。
平成もすでに22年が過ぎました。私は昭和36年生まれですから、考えてみれば終戦後16年しか経っていなかったんですね。平成になってからよりも、短い時間です。太平洋戦争のことを知っておくことは大切だな、というのも読み終えたときの感想です。
それで、この「永遠の0」ですが、とにかく泣いてしまいます。零戦のパイロットで、最期は特攻で亡くなった祖父のことを調べていく姉弟が、祖父と一緒だったパイロットに当時の戦争のこと、祖父のエピソードを聞いていく筋立てです。途中でやめないで最後まで読んでみてください。最後の4分の1が想像を超えます。
ある人は卑怯者とののしり、ある人はすばらしい人だったと讃えます。
日本に残した妻に「必ず生きて帰る」と約束し、その約束を果たすために命を大切にしてきた祖父がなぜ最後は特攻で亡くなったのか。
特攻機に乗り込むときに機を代わってもらっているのですが、その深い理由。
祖父のことを嫌い、憎しみさえ訴えた元パイロットのやくざの本当のこころ。
義理の祖父との関係のどんでん返し。
これが映画になったらすごいだろうなー、と思ってしまいました。映画にならないかなー。
Posted by シロクロアリス.
2011年01月07日17:21
| Comment(1)
この記事へのコメント
私の祖父は、サイパンの激戦をくぐり抜けて生還しました。
おかげで、終戦2年後に父が生まれ、現在の私がいます。
侍たちが跋扈していた時代は、理不尽なことで切腹しなければならないという、いつも死と隣り合わせの緊張感があり、また、昭和になっても、戦争という大義のために命を散らさなければならなかった時代が、かなり長く続きました。
歴史をひもとくと、平和な世の中って、
つい最近なんだなと感じてしまいます。
「永遠の0」ぜひ読んでみたい一作。
おかげで、終戦2年後に父が生まれ、現在の私がいます。
侍たちが跋扈していた時代は、理不尽なことで切腹しなければならないという、いつも死と隣り合わせの緊張感があり、また、昭和になっても、戦争という大義のために命を散らさなければならなかった時代が、かなり長く続きました。
歴史をひもとくと、平和な世の中って、
つい最近なんだなと感じてしまいます。
「永遠の0」ぜひ読んでみたい一作。
Posted by ぽてち at 2011年01月09日 15:02