牛の鈴音。 きっと、いい音です。

先日、「渇き」を見に行ったとき、予告タイムに「牛の鈴音」のシーンが流れた。ドキュメンタリー映画ということだが、何十秒?かのシーンは、ドラマのように静かに流れた。

私は、映画を見てよく泣いてしまう。むかし、「プライベート・ライアン」を見たとき、ぐちゃぐちゃの目をしたまま館内が明るくなってしまい、困った顔で横を見たら、偶然隣り合わせていた知り合いの薬局のお兄さんの目もぐちゃぐちゃ。その後も、戦争映画を見るとほぼ確実に・・・。

泣ける映画=いい映画、かどうかはわからないが、私は泣ける映画が大好きだ。この「牛の鈴音」、予告編を見ただけで、十分期待させてくれました。石田衣良の短編小説「約束」を読んだあとのような気持ちになりそうな。

もうこの国にはなさそうな美しい田園風景、しわくちゃでやさしそうなおじいちゃん、そんなシーンに響く牛の鈴の音。きっと、心に響くいい音だろう。聞いてみたいですね。

6月5日から上映です。





この記事へのコメント
いい音でした。
おじいちゃんと牛の話が中心ですが、
おばあちゃんもおじいちゃんが大好き
なんだな~と思いました。

ご夫婦で鑑賞してる方が多かったです。
「うちのじいちゃんそっくり!」
と家族を投影してる人もいれば、
ハンカチを何度も手にしている人もいました。

短いですが、内容が詰まっていて、
人に勧めやすいと思いました。
こういう映画、いいですね。
Posted by QとO at 2010年06月07日 10:22
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