映画『真(まさき)幸くあらば』を観て

映画『真(まさき)幸くあらば』を観て

久しぶりに「質の高い映画」だった。
観た後の爽快感というか、エンドロールが終わり、劇場内が明るくなってもすぐに立ち上がろうと思わなかった。

監督は初メガフォンの御徒町凧(おかちまち かいと)で、本作の音楽監督でもある森山直太朗の楽曲の多くに詩を提供している詩人・作詞家ということ。

森山直太朗の歌声もそうだが、音楽と映像が完璧に一致しており、ケチの付けようが無い。
これまで、北野武、竹中直人をはじめ、映画監督と言う特殊な才能を見出し、世に出してきた奥山和由さんらしいと思った。

自分の婚約者を殺され、しかもその事件によって婚約者の不実を知らされることになった女性。
一審の死刑判決を受入れ、自ら刑死することを選んだ男性。

主演の尾野真千子と久保田将至も素晴らしい。
予告編を観てもある程度結末は予想できるが、わかっていても作品に引き込まれていった。

上映期間が短いので、くれぐれもお見逃しの無いように。

シエマサイト
http://ciema.info/index.php?itemid=1357
5/8(土)~5/14(金) 13:30~ / 18:40~

映画『真幸くあらば』公式サイト
http://www.masakiku.com/



Posted by 勝手にシエマ応援隊. 2010年05月08日18:14 | Comment(1)
この記事へのコメント
残念!これは観たかったな。
Posted by マングース之介 at 2010年05月08日 18:28
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