映画『マイマイ新子と千年の魔法』監督舞台挨拶

映画『マイマイ新子と千年の魔法』監督舞台挨拶

3月20日は、娘と二人で映画『マイマイ新子と千年の魔法』を観に行った。
片渕須直監督の舞台挨拶があったので、お客さんはほぼ満杯だった。
娘とは、先週からの約束で、外食を条件に一緒に行ってもらった。
食事は、兵庫のピソリーノに行った。こちらも満杯で1時間ぐらい待たされた。

映画は、とてもよくできていて、各地の上映が好評なのがよくわかる。
話の展開が千年前の話とクロスしているので、小学校の低学年にはちょっと難しいと思う。
監督の舞台あいさつが、また、人柄が出ていてとてもよかった。

監督によれば、原作では、舞台の地域に平安時代(千年前)に国府があって、そこに清原元輔が周防守と赴任していたとあった。
調べてみると清原元輔の娘が「枕草子」の清少納言であり、どうやら清原元輔が赴任時は、新子たち登場人物と同世代ということで原作者に話をして追加したそうだ

確かに、そのおかげで、話に幅ができ、大人でも十分に楽しめる奥深い話になっていた。

さらに面白かったのが、舞台あいさつに来ていた監督と演出とプロデューサーが佐賀関係者だったのだ。

まず、監督のお父さんが、杵島郡の旧有明町出身で、監督も子どもの頃に遊びに来たことがあり、今回の映画の背景にその記憶の佐賀の風景が入っているとのことだった。
確かに、片渕という姓は、県内に多い。

演出の香月さんも佐賀市で生まれ育ったそうだ。県内に香月の姓も多い。
そして、映画『マイマイ新子~』は、昭和30年代の話で、その資料ととして、同じ時代の佐賀市で撮影された松本清張原作、野村芳太郎監督の映画『張込み』を観たと話された。

プロデューサーの松本さんは、県外の方だが、佐賀大学出身で、在学中は、シエマになる前の「セントラル」でアルバイトしていたとのことだった。

是非、劇場で観ていただきたい。

シエマ公式サイト関係ページ
http://ciema.info/index.php?itemid=1286

映画『マイマイ新子と千年の魔法』公式サイト
http://www.mai-mai.jp/index.html

ちなみに、画像のイラスト画は、監督の舞台あいさつ後に無料でいただいた。



Posted by 勝手にシエマ応援隊. 2010年03月21日09:44 | Comment(0)
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