劇場で初めて泣いた映画『ラスト・クリスマス』

多分中学生の時に観た。
1980年の製作になっているが、どんなに調べても日本で公開された年がわからない。

先天的な病気で、ウィルスに対する抗体を自らつくり出すことができず、生まれてから8年間無菌室ですごす少年の話だ。
自分の病気が原因で両親が不仲になり、それを気付いた少年が二人を仲直りさせるために病院を抜け出し、ついには帰らぬ人となる。
ザクッと説明するとそんなストーリーだ。

観終わった時は、本当に涙がボロボロとこぼれて、止まらなかった。
映画を観て泣くと、実は気持ちがいいということを知り、できるだけ映画は、一人で観にいくことにしている。

映画が終わり、劇場内は明るくなるが、入れ替え制の無い当時は、次の回が始まり、部屋が暗くなってから出た。

話は変わるが、この映画『ラストクリスマス』は、イタリア映画だ。
甲斐バンドの初期の名曲に「ポップコーンを頬ばって」というのがあるが、「映画を観るなら、フランス映画さ・・・」と言う歌詞がある。
あまり気にしていなかったが、実は、1980年代は、結構ヨーロッパ映画を見ていた気がする。
むちゃくちゃで面白かったのが映画『ザ・カンニング(IQ=0)』だった。ソフィーマルソーもアランドロンもフランス映画だ。

ウィキペディア(Wikipedia)で2009年日本公開映画を調べたところ、総公開数が600本ぐらいで邦画が310本強、アメリカ映画が160本ぐらいだった。
つまり、それ以外の国の映画は全体の2割強しかない。
シネコンでは、アメリカ映画か、よほど話題になったヨーロッパ映画しか上映されない。

シエマでは、ロシアやスペインをはじめ、なかなかシネコンでは観られないヨーロッパ映画もたくさん上映されている。

http://ciema.info/



Posted by 勝手にシエマ応援隊. 2010年03月11日12:52 | Comment(0)
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