大人への誘い『ブルース・ブラザーズ』

大人への誘い『ブルース・ブラザーズ』

1981年春休みだった。
当時、小学生は、自分の小学校校区以外の地域に行く時は、保護者同伴でなければならなかった。
小学校を卒業していたものの3月31日までは、小学校のルールを守りなさいといわれていた。

幼馴染のタカシ君と2人で親に黙って、校区外の映画館に観に行ったのが、映画『ブルース・ブラザーズ』だった。たぶん、子どもだけで観に行った最初の映画だったと思う。

刑務所を出所したジョリエット・ジェイク(兄)と彼を迎えに来たエルウッド(弟)は、育ててくれた孤児院に出所の挨拶に行くが、孤児院がお金が払えずに立ち退きさせられそうになっていた。
2人は、バンドを組んで歌でお金を稼ごうと考え、あちらこちらで騒動を巻き起こし、支払期日にぎりぎり間に合うというストーリーだ。

R&Bやソウルミュージックにシビれた。洋楽なんかよく分からなかったが、いいと思った。
タカシ君は、多少洋楽の知識もあったようでうらやましかった。タカシ君は、雑誌「スクリーン」などを買っていたような気がする。
映画を観て、なんだか少し大人になったような気がした。(でも、行き帰りは、誰かに見つかりはしないかとドキドキした。)

映画『トランザム7000VS激突パトカー軍団』と同時上映だったと記憶している。


Posted by 勝手にシエマ応援隊. 2010年03月05日17:47 | Comment(0)
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