勝手にシエマさが倶楽部

初めて女性と２人で観にいったのが、この映画「バトルヒーター」だった。

当時から、基本的に映画は一人で観に行くことにしていたので、セレクションについては、相当悩んだ。
村上龍原作・監督「ラッフルズホテル」、吉本ばなな原作、森田芳光監督「キッチン」あたりで悩んだ。
どちらも一人で観に行きたい作品だったので、最終的に「バトルヒーター」に落ち着いた。
残念ながら「キッチン」は、未だに観ていない。

爆風スランプが、出演し、音楽も担当していた。人喰いコタツが巻き起こす、ホラー＆コメディーである。
付き合い始めの若い二人には、絶妙なセレクションだったと自負している。

ボロアパートの一室にざるに盛られたミカンが載せられたコタツがある。
その部屋を訪ねてきた人々が、ミカンとコタツの誘惑に負け、コタツに入ると食べられてしまう。
ついには、人間と電気を食って巨大化したコタツが大暴れする。
そんな、荒唐無稽な、まさにＢ級ホラー映画だった。

「バトルヒーター」は、ＤＶＤ化されていないので、レンタルビデオ屋で、ビデオを探すしかない。